常時インターネット接続でソフトウェアのアップデートなどを行う
2017年1月18日から3日間、東京お台場にある東京ビックサイトでは「第9回オートモーティブワールド」が開催されている。「オートモーティブワールド」は、「[国際] カーエレクトロニクス技術展」、「EV・HEV 駆動システム技術展」、「クルマの軽量化技術展」、「コネクティッド・カーEXPO」、「自動車部品&加工EXPO」という5つの展示会で構成されており、今回900社もの出展を集め過去最大規模での開催となっている。
GLMは1月17日、このATSと、IoT技術でインターネットに常時接続する「コネクティッド・カー」の共同開発をスタートさせたことを発表した。
OTAといえば、テスラ モデルSなどでも実際に行なわれているが、無線通信を介して車両のソフトウェア・アップデートなどを行なうこと。OTAアップデートによるバグ修正、車両の進化はもちろん、さらなる付加価値サービスにも活用されることになるだろう、といわれている技術である。
GLMの小間裕康代表取締役社長は「自動車開発においてソフトウェア開発が占める領域は非常に大きく、もはや切り離せないものです。ソフトウェア開発ならびにそのアップデートを続けることが、様々に発展する技術をいち早く取り込むことを可能とします」とコメントしている。