市販の解氷スプレーと遜色ない解け具合!
するとみるみる氷が解けだして、市販の解氷スプレーと比べても遜色はない。
市販の解氷スプレーには、再凍結防止剤配合を謳っていたり、キャップがスクレーパーになっている便利なものもあるが、再凍結防止剤入りといっても、主成分は「アルコール類、グリコール類」と変わらないわけで、実際に使ってみた範囲では、自作の解氷スプレーで十分。
少なくとも関東地方の平野部ならこれでも十分重宝するだろうし、寒冷地では多用する分、自作のほうがコスト的に有難いのではないだろうか。
アルコールはワイパーのゴムやボディの塗装を痛めるのでは、という意見もあるが、濃度は薄いが一般的なウォッシャー液も主成分アルコールだったりするので、わざわざ直接ボディに噴霧するようなことをしなければ、ほぼ無視していいレベルだろう。
また凍ったガラスに熱いお湯をかけて溶かすのは、けっこう危険。急激な温度変化でガラスが割れるリスクがあるので、かけるならお風呂の残り湯などのぬるま湯で。ただし外気が氷点下だと、ぬるま湯で溶かしてもすぐに再凍結することが多いので、有効性は……。
やはり、ガラスの霜は、解氷スプレーで溶かすのがベスト!
ちなみに、エアコンは外気温が氷点下のときは、スイッチを入れてもコンプレッサーが回らない仕組みになっているので、外気が氷点下の場所で、ガラスの内側の曇りを取るときは、外気導入+暖房+デフロスタという組み合わせで対処しよう。