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3年連続SUVで販売台数1位の「ホンダ・ヴェゼル」「トヨタC-HR」登場で2017年は危うい!? (1/2ページ)

3年連続SUVで販売台数1位の「ホンダ・ヴェゼル」「トヨタC-HR」登場で2017年は危うい!?

毎年マイナーチェンジを繰り返して商品力を維持

 1.5リッターのNA仕様とハイブリッドをラインアップするホンダ「ヴェゼル」。2013年12月のデビュー以来、2014年暦年(1月〜12月)、2014年度(2014年4月〜2015年3月)、2015年暦年(1月〜12月)、2015年度(2015年4月〜2016年3月)とSUVカテゴリーの販売台数ナンバーワンであり続けてきた。

 そして2016年暦年でもトップを守った。その販売台数は7万3889台、SUVカテゴリーのライバルといえる日産エクストレイル(5万6151台)、トヨタ・ハリアー(4万1403台)に大差をつけての3年連続トップだ。

 その理由としては、車格・価格的にSUVカテゴリーのなかではリーズナブルで手が届きやすいことが挙げられよう。また、デザインコンシャスなスタイリングながら、リヤ開口部を広くするなどSUVとしての実用性を犠牲にしていないことも人気を支えている。

 さらにデビュー以来、販売が好調なことにより、ブラッシュアップのリソースが確保できることも新鮮さを失わない理由だろう。何しろ2015年4月、2016年2月と毎年のようにマイナーチェンジを繰り返している。

 とくに直近のマイナーチェンジではスポーティな「RS」グレードを新設したほか、単眼カメラとミリ波レーダーを用いた先進安全技術「ホンダセンシング」を搭載するなど市場ニーズに合わせたアップデートをしている。

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