まるでクーペのような美しいエクステリア
レクサスは北米国際自動車ショー(デトロイトショー)にて、フラッグシップセダンの新型LSを世界初公開した。
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LSといえば、日本メーカーきっての高級セダンである。新型LSは新開発のGA-Lプラットフォームにより、一般的な高級セダンとは一線を画す、流麗なクーペのような外観を実現した。
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公開されたモデルには金属を削り出したような印象の「マンガンラスター」という新開発のボディカラーを採用している。
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インテリアも注目だ。水平基調のインパネは横への広がり感を演出。左右席は大きなセンターコンソールで仕切られ、それぞれに独立した落ち着きのあるプライベート空間をもたらしている。
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シートはホールド性を高めつつ、細部にわたり調整ができるため、体格にかかわらず疲れにくい快適性を確保。また背中から大腿部にかけて押圧機能があり、リフレッシュできるという。
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後席はタッチパネルによる操作でヒーターやリフレッシュ機能を設定できるオットマン付きパワーシートを採用。ドアトリムからシートバックが滑らかに繋がる形状で、包み込まれ感のある落ち着いた空間を実現している。
LS500のエンジンはV型6気筒3.5リッターツインターボ。じつに421馬力、トルクは600N・mを発生し、LCと同じ10速ATを組み合わせることで、スムースかつパワフルな走りを楽しめる。
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走りでいえばレクサスダイナミックハンドリングシステム、アクティブスタビライザー、アダプティブバリアブルサスペンションシステム(AVS)などの電子制御を組み合わせ、車体姿勢を制御。フラットな姿勢を保ち、安定し安心な挙動が提供されるという。
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また、特筆すべき点は安全装備の充実だ。世界初の自動操舵による衝突回避支援機能をもち、従来の警告や自動ブレーキに加え、進行方向に歩行者が出てきた場合で衝突が回避できないと判断すると、車線内でスペースを見つけ、ステアリングを自動で動かし衝突回避を支援する。
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また、交差する道路から車両が接近している場合に、ドライバーへと警告を発する機能ももつのだ。
新型LSは、レクサスのフラッグシップどころか、世界の最上級セダンのベンチマークとなるだろう。
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