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20年以上モデルチェンジなしの車種も! ロングセラーな国産車4選 (2/2ページ)

20年以上モデルチェンジなしの車種も! ロングセラーな国産車4選

一般的なモデルサイクルを超越したクルマたち

 日々、進化を続ける自動車は定期的に改良が行われているが、数年おきにフルモデルチェンジが行われているのはご存じのとおり。日本車の場合はおおよそ5年程度の周期で新型車へと移行するのが一般的であるが、なかにはそのサイクルに当てはまらないロングセラーモデルも存在している。

 今回は、現在も販売が続けられているロングセラー車をご紹介したい。

①スズキ・ジムニー(1998年デビュー)

 軽自動車という枠を超え、クロスカントリー車として高い人気を誇るのがスズキ・ジムニーだ。2014年まではマツダへAZオフロードとしてOEM供給がされていたことを覚えている人も多いだろう。現行モデルは3世代目となるが、ラダーフレームは引き続き採用され、高い走破性を備えている。途中でライトユーザー向けに2WD(FR)でカジュアルな内外装を持つ「J2」などを設定したが、短命に終わっている。

 現在は2グレードのみとシンプルなラインアップとなっているが、定期的に特別仕様車が登場するのも恒例となっている。

②三菱・デリカD:5(2007年デビュー)

 ミニバンのカテゴリーに属しながらも、パジェロ譲りの高いSUV性能も持ち合わせる唯一無二の個性を持つデリカD:5は、先代のデリカスペースギア時代から指名買いの多い車種として知られている。

 登場したのは2007年1月だからついにデビュー10周年を迎えているのだ。当初はガソリンエンジンのみのラインアップだったが、2012年にクリーンディーゼル車を追加し、先代スペースギアのディーゼルモデルユーザーからの希望に応える形となっている。なお、他社のミニバンに対抗するため、2WD(FF)に2リッターガソリンエンジンを組み合わせたグレードも存在するが、ほとんど引き合いがないとはディーラーの弁。それほどデリカ=4WDのイメージが定着していると言えるだろう。

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