③日産・GT-R(2007年デビュー)
スカイラインの1グレードだったGT-Rが単独車種として生まれ変わって登場したのが2007年。それ以来、日本が誇るスーパースポーツモデルとして現在まで高い性能を維持し続けている。
搭載されるエンジンはデビュー時から一貫してVR38DETT型であるが、デビュー当時の480馬力から現在は600馬力(NISMO)までパワーアップがなされている。それに伴い、777万円~だった価格も996.084万円~と上昇した。
現在ではR34型スカイラインGT-Rよりも安い個体を見つけることもできるR35GT-Rだが、そのポテンシャルは10年が経過した今でも色褪せることはない。
④マツダ・ボンゴ(1999年デビュー)
乗用車に比べるとモデルサイクルが長めとなる商用車だが、登場から18年が経過したボンゴは異例の長寿モデルと言えるだろう。
過去には日産へバネットバンとして、三菱にはデリカバンとしてOEM供給がされていたが、現在は日産は自社生産のNV200バネットへフルモデルチェンジ(OEMモデルも一部グレードは継続販売)、三菱はそのNV200バネットのOEM供給を受ける形となっている。2012年にマツダの商用車の自社開発・生産からの撤退が報道されてからも商品改良が続けられており、2016年2月にはそれまで4速だったATを5速に、キーレスエントリーを全グレードで標準装備するなどの変更が行われた。一方で、ダブルタイヤ仕様が廃止されるなど、ラインアップの縮小も行われている。