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ニッポン独自の趣味クルマ! 走りが楽しい中古軽自動車5選 (2/2ページ)

ニッポン独自の趣味クルマ! 走りが楽しい中古軽自動車5選

超簡素なモデルから最強オフローダーまで

 クルマ好きや運転フィールのマニアが今乗っても満足度が高く、なおかつ相場が安いか中古査定価格が強いかで、お買い得な一面も備えるホットな軽自動車を厳選した。

 基本的に新車で買えるモデルは選定外としたが、現行型のモデルライフが18年目と異様に長いジムニーは例外的に選定している。

①ダイハツ エッセ エコ

 超ハイトワゴン人気の陰で、わずか1世代で絶版車となった不遇の名車。スポーツ性は微塵も考慮されていないエントリーモデルながら、その軽量コンパクトで低重心なボディと、ロングストロークらしい低速トルクで存外に運転が楽しいという副産物を得た。とりわけ新車価格が68万2500円(2005年当時)の最廉価グレードの「エコ」は集中ドアロックも付かない極限まで装備を削ぎ落としたコンペディションモデルのような仕様で、車重は旧規格なみのジャスト700kg。

スタビライザーは付かないが上屋が軽いおかげで旋回姿勢は安定しており、145/80R12サイズのタイヤを軋ませながらクルマの性能を使い切る喜びが堪能できる。ある意味オトナのスポーツだ。とにかく新車が安かったので、中古車相場も激安で安定している。

②スズキ ジムニー

 日本が誇る傑作SUVのひとつ。ラダーフレーム構造をもつSUVとしては世界最小級ながら悪路走破性能は世界最強級で、200mmの最低地上高や副変速機付きの屈強なミッション、ボディサイズの割りに大きなタイヤ外径など、軽自動車ながら最高峰の悪路走破性を備える。本格SUVとしては軽い1トンを切る車重のおかげで、とくに雪上では無類の強さを発揮し、大型の本格SUVでさえ苦労する深い豪雪でも難なく走りきるなど、雪山や未舗装路ではまるでスーパーカー。軽自動車規格の寸法を活かして日本の狭い林道でもガンガン走れるのは痛快の極みだ。オフロードでのタイムアタック競技の人気が高まっていることも納得。マニアが多いので、多少ボロになっても下取りが高値安定傾向なのも嬉しい。

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