最近のスポーツモデルはメーカーがある程度考慮しているのでダメージは少ない
最近のスポーツカーに限っていえば、メーカー側もサーキット走行をある程度考慮して設計しているので、ハードな連続走行さえしなければ、ダメージはそれほど意識しなくても大丈夫。
とりあえず、ブレーキパッドだけは耐フェード性に余裕があるスポーツタイプに交換し、タイヤとオイルの残量をチェックし、オイルとブレーキフルードの鮮度がよければ、そこそこのサーキット走行は楽しめるはず。
あとは、走行中に水温(油温)が上がり過ぎないようにチェックし(水温は95度ぐらいまで)、熱くなってきたら、クーリングラップを入れればOK。できれば、ラジエターだけでも大容量タイプに交換しておくと安心だ。
また、ブレーキパッドやタイヤの減りも進むので、サーキットで使い切らずに、帰宅する分だけは残しておくことも忘れずに……(できれば、パッドとオイルぐらいは、予備を持っていくようにしよう)。サーキットを走ったあとの、オイル交換やその他の点検、メンテも欠かせないが、これらを怠らなければ、大きなトラブルを起こす心配はないだろう。