雪に慣れている降雪地域でも油断は禁物
ゲリラ豪雨同様に、大雪になることが多い昨今。あまり雪が降らない地域だから大丈夫なんて油断するなかれ、突然の大雪で泣きを見ることも。また雪に慣れていても、想定外に降ることも珍しくないので、同じく油断してはダメだ。
メンテとして、まず大前提となるのがスタッドレスタイヤへの交換。もしくはチェーンの用意など。慣れていない地域だととくに「これぐらいいけるだろう」と思って、結局スタックしているクルマをよく見かけるので、使用頻度などの問題でスタッドレスを用意できないなら、チェーンを用意しておこう。
そして視界確保の要、ワイパーの点検。もちろん亀裂やヒビ、曲がりが発生しているようなら、雪うんぬん以前の問題として即交換だ。
さらに雪が多く降りそうなら、ブレード全体がゴムで覆われているスノーブレードの使用がオススメである。ブレードのすき間に雪が入り込んで、ゴムがウインドウ表面に密着しなくなるのを防いでくれる。
一緒にウォッシャーの量も点検しておく。雪道を走ると前走車からの泥はねなどでウインドウが汚れやすく、予想以上にウォッシャー液を使うからだ。
またウォッシャー液には凍結温度があって、濃度で調整する。原液のまま使っていればマイナス40度ぐらいまでは大丈夫だが、水で薄めれば薄めるほど凍結温度は上がっていってしまうので、気になるようなら入れ替えてしまったほうがいいだろう。