新プラットフォーム採用で大幅軽量化も実現
スズキ登録車で最量販モデルとなるスイフトがモデルチェンジを行ない、27日、都内のホテルでお披露目された。
3代目の登場が2010年8月であるから実に6年ぶりにモデルチェンジとなる。ちなみにその車名は「軽快・快速」を意味する英語から取られている。
搭載するのはK12B型直列4気筒1.2Lエンジン(67kW/118N・m)一本に絞られていたが、今回はK12C型NAデュアルジェットエンジン(67kW/118N・m)、1.0リッター直噴ターボのブースタージェットエンジン(75kW/150N・m)の2機種。
デュアルジェットエンジンにISGとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドも用意し3つの心臓を持つ。トランスミッションは、先代でCVT(2WD&4WD)と5速MT(2WD一部モデル)のラインアップであったが、今回はターボエンジンモデルにマニュアルモードパドルシフト付きの6速ATを採用している。
スポーティモデルとしてRS(RS、HyBRID RS、RSt)を設定。差し色の入った専用グリル&前後バンパー、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラー、専用16インチアルミといった走りのキャラクターを引き立てる専用装備を盛り込んでいる。
時代に合った先進の安全性能を盛り込んでいる。単眼カメラとレーザーレーダーによるデュアルセンサーブレーキサポートをスズキとして初採用。衝突被害軽減や誤発進抑制、車線逸脱、ふらつき、先行車発進お知らせ、ハイビームアシストといった機能を盛り込む。アダプティブクルーズコントロールなども搭載している。
(写真:青山義明)