この記事をまとめると
◼︎「ASSY」は「アッセンブリ」の略称
◼︎複数のパーツが組み合わされた状態のことを指す
◼︎パーツの価格は上がるが、交換に関する手間などが省けるので必ずしも悪い物ではない
アッセンブリの略称で複数のパーツが組み合わされた状態の部品
クルマの修理見積もりをとると、交換部品のところに「ASSY」という四文字のアルファベットが書かれていることがある。これはアッセンブリ(Assembly)の略称で、「アッシー」、「アッセン」と呼ばれることが多い。その意味は、複数のパーツが組み合わされた状態であることを示している。
個々のパーツを注文して組み上げるよりもコストは抑えられるので、ユーザーメリットがあるともいえる。逆にパーツ単位での注文ができないケースでは、ひとつのパーツが壊れただけでもASSYで交換する必要が出てくるので修理代が上がってしまうこともあり、一部のユーザーからは嫌われることもある。
とはいえ、実際にアッセンブリされている部品をばらして、壊れたパーツだけを交換して、再び組み上げるという工数を考えると、交換を前提にアッセンブリとなっている部品を交換するのと、トータルでの修理代金はさほど変わらないケースも少なくないだろう。