イルミネーションを満喫できるキャンバストップ
クリスマス直前。街はイルミネーションで彩られ、見慣れた景色も普段より美しく感じる季節だ。大切な人への贈り物を準備するひとも多いはず。どんな関係であろうとモノより大切なこともある。
普段仕事で時間が取れない人にとって、大切な人と過ごす時間は至福のとき。たまには……なんて言いながらなかなかゆっくりと二人でいる時間がない、そんな方は夕方から夜にかけてドライブをしてみてはいかがだろうか。
そんな二人の距離を縮めてくれる相棒にピッタリなのは、スポーツカーのようにとんがっているわけでもなく、ミニバンのように堂々としているわけでもない。見た人が思わず笑顔になるかわいいコンパクトカーのルノー・トゥインゴ。
5ナンバーで、サイズこそ小さいが、室内の広さはちょうどいい。荷室もきちんと確保されていて、彼女の要望で普段にも増して多くなりがちなこの時期の買い物だって問題ない。
もっとも二人で居られる空間ならなんでもいいと言いたいかもしれないが、今回の相棒は相手の心をくすぐるオプションが付いている。
しばらく光の絶えない道を走りながら、手を伸ばしキャンバストップを開放した。上から入ってくる冷気より美しい景色に心を奪われる。50km/hで走行していても操作できる電動ルーフは、ここぞというタイミングで開放できる点が嬉しい。 ここで彼女にちょっとルノーについてのエピソードを披露。
じつは今から118年前の1898年12月24日。当時21歳だったルノーの創業者ルイ・ルノーさんは、3輪車を改造した自動車「ヴォワチュレット」を自身の手で作り上げ、パリでも勾配が急で有名な坂道を登り切った、ルノーにとって記念すべき日なのだ。
当時はまだまだ実用に足る存在ではなく、平地を走るのが精一杯だった自動車。ここからルノーは現在に至るまで自動車メーカーとして大きく成長していく。
「このステキなクルマでデートできるのもサンタクロースからのプレゼントかな?」、なんて気取った言葉もトゥインゴが演出してくれる空間のおかげでサラっと言える。
長いドライブデートも、燃費のいいエンジンのおかげで、「途中で給油」なんていう無粋な作業を強いられることもなく終了できそうだ。
あまりに楽しそうに運転していたせいか「帰りは私も運転していい?」なんて彼女。AT限定免許の彼女でもEDCならもちろん運転できる。118年の間の進化に思いを馳せつつ街をあとにした。