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レースクイーンとドライバーが恋愛関係にならないのは何故?

レースクイーンとドライバーが恋愛関係にならないのは何故?

名前を覚えてもらえないレースクイーンもいる

 世間で不思議に思われているレース業界の謎。レースクイーンとドライバーが恋愛関係にならない理由を赤裸々に公開。

 レースクイーンとレーシングドライバーが恋愛関係にならない理由。一つ目は、一緒に過ごす時間がほとんどないこと。

 これをスケジュールを見ながら解説していきたいと思う(スーパーGT 富士スケジュール)。まず上記スケジュールにはないがドライバーのサーキット入りは前日の金曜日。レースクイーンのサーキット入りは土曜日のピットウォーク前ということが多い。(写真:スーパーGT HPより)

 悲しいことに予算の関係でレース当日早朝出発でピックアップ先に集まり、事務所のクルマに乗り、大人数でサーキットへ移動ということが多い。サーキットに到着してからも、挨拶を済ませ直ぐピットウォークなのだ。ピットウォークの後はスポンサーステージ(ギャルオンステージ)に移動しなければならない。

 その後ピットに戻ると予選が始まり、ピットはピリピリとしたムードになっていて近づこうにも近づけない空気。予選を見守りつつ、レースクイーンは予選の間も含め空いている時間はファンサービスを行いゆっくり休む時間がないのだ。

 決勝日に至っては予選日よりもピリピリムードは倍増し、ドライバーもより集中するため「声をかけよう」なんていう人が居るとは思い難い。

 ドライバーとレースクイーンがサーキットで関わるタイミングはピットウォークやキッズウォーク、グリッドウォークなど限られた時間のみの接触しかないため正直名前を憶えてもらえないレースクイーンが居ることも……。

 ここまで読んでいて「いやいや、今の時代SNSがあるし簡単に連絡が取れるじゃないか!」なんて思ったそこのあなた。じつはそれかなりリスキーな行為!

 厳しい事務所は所属している女の子のSNSを管理しているところもあるのだ。管理されていないとしても日常的にたくさん来るメッセージの中に埋もれスルーされたりなんてことも。

 もし運よく繋がることができてデートに行けたとしよう。ここで気を付けたいのがこれもまた繋がることができたSNSの存在なのだ。

 今や日本におけるSNS利用者数は約7千万人。誰もがスマートフォンを持っておりすぐに写真を撮ることが可能。そんななか、ドライバーとレースクイーンが2人っきりでデートしている姿を撮られネットにでも投稿された日には……。

 昔であれば今ほどSNSの利用も少ないため、もしかするとドライバーとレースクイーンの恋愛関係はあったかもしれない。けれどこのご時世。何処で何を撮られるか、呟かれるかわからない。レースクイーンとドライバーが恋愛関係にならない2つ目の理由。それは今の「時代」というせいなのかもしれない。

 それでもやはり第一線で活躍するドライバーの勝負前の闘志に溢れた姿はとてもカッコ良い!キュンとしてしまうのも現実なのだ。

 この時代ドライバーとレースクイーンが恋愛するのはとても難しいとは思うが、お互い魅力的な者同士惹かれあうこともあるかも……しれない。

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