リヤウイングとリヤスポイラーの厳密な区別はない
このフロントスポイラーには、純正バンパーに後付けする比較的コンパクトなタイプのリップスポイラーと、バンパーと一体型となった大きなスポイラーの2種類がある。
リヤのスポイラーは、ルーフ側を流れてきた空気の流速を押さえることで、ダウンフォースを得る仕組み。
リヤの場合、スポイラーもウイングもあまり厳密には区別されていないようだが、一般的にはボディと一体になっているのはスポイラー、支柱(ステー)があって、翼断面形状の羽根が付いているのはウイングと呼ばれている。
また角度調整機能が付いたものは、ウイングと呼ばれることが多い。ちなみに、レーシングカーのウイングの後端に取り付けわれるガーニーフラップも、着脱可能な空気の「壁」として、スポイラーの一種といえるだろう。