反則金は予算が組まれているために警察官にノルマがあった!
ちなみに、交通違反の反則金は、警察ではなく、地方自治体の歳入となり、毎年しっかりあらかじめ予算が組まれている。
その予算を決めるのは総務省で、平成23年度の「予定額」はなんと737億円。現場の警察官は、この予算を達成するために、当然ノルマが課せられる。ノルマを達成できなければ評価評定が下がるのは、警察官もサラリーマンも同じこと。
本来の取り締まりの目標である、安全で円滑な交通環境を守るためというのはそっちのけで、理不尽な取り締まりが横行するのは、こうした仕組みがあるからだ。
こうした問題を、ドライバーは放置していてはいけないと思うし、警察組織への市民の信頼も大きく損ねる原因となるので、抜本的な改善を望みたいところだ。