【ニッポンの名車】5台限定5000万円のモデルもあった初代ホンダNSX! (2/2ページ)

3.2リッターエンジンへと排気量アップしてリトラも廃止に

 1997年のマイナーチェンジでは、MT車のエンジンを3.2リッターにスープアップ。トランスミッションも新たに6速化を果たした。また、一旦消滅していたタイプRに代わるスポーツグレード「タイプS」が追加。さらにサーキット走行をメインとするユーザー向けに快適装備をほぼ省いて軽量化を果たした「タイプSゼロ」も登場した。

NSX

 その後しばらく大きな動きのなかったNSXだが、2001年12月に大幅なフェイスリフトを実施。それまでのリトラクタブルヘッドライトから固定式ライトへと変更がなされ、空力特性の向上とフロントオーバーハングの軽量化を果たした。WEB CARTOPWEB CARTOPWEB CARTOPまた、その半年後に再びタイプR(正式名称はNSX-R)が登場。WEB CARTOP WEB CARTOP2005年2月にはスーパーGT参戦のホモロゲーションモデルの「NSX-R GT」が5台限定で登場。5000万円という高額な価格に注目が集まったが、実際に販売されたのは1台と言われている。

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 そして初代NSXはこの限定車を最後に2005年7月に15年にも渡る歴史に幕を閉じた。WEB CARTOP

 それから11年、ついに2代目となるNSXがデリバリーを開始したが、初代に匹敵する歴史をもつクルマになるだろうか。今後のNSXに期待したい。
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小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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