【意外と知らない】なぜスポーツカーのエンジンは始動直後がうるさいのか? (2/2ページ)

高性能エンジンは想定熱量が大きく暖まるのに時間がかかる

 超高回転だったNA時代のF1では、エンジンオイルを温めてから注入して、その後、延々とエンジンを回して暖気していました。十分に温度を上げておかないと超高回転まで回した時にエンジンパーツがダメージを受ける可能性が高いのです。

 市販車でもそれは同じで、高回転型エンジンでは温度が上がるまではレヴリミットを大きく下げ、エンジンを保護するプログラムが設定されているものが増えています。

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 スポーツカーでとくに大きく聞こえる、というのはいくつか要因があります。高回転やハイパワーなエンジンというのはそれだけ大きなエネルギーを発するので、その分だけ想定される温度が高くなります。ということは隙間も大きくしておく必要があります。

 またエンジンの音というのは吸気マニフォールドや排気マニフォールドに伝わって発するので、高性能エンジンの大きなマニフォールドはそれだけ音を発しやすくなります。

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 もちろんスポーツカーには軽量化が重要ですから、高い遮音性能もないでしょう。でも、そうした音を含めてドライビングを楽しむという意味では、スポーツカーはやっぱり楽しい存在といえるでしょう。


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