価格で見ると国産と輸入コンパクトの垣根がなくなっている
今、国産&輸入コンパクトの間でちょっとした逆転現象が起こっている。輸入車に魅力的な200万円前後のエントリーモデルが揃っているのに対して、国産コンパクトや軽自動車の上級グレードの価格がけっこう高値になっていたりする。
ここではデザインだけでも思わず選びたくなるコンパクトカー5台を集めてみた。なかでも象徴的なのが4気筒1・2ℓエンジンを積むフィアット500 1・2ポップ。その価格なんと199万8000円だ。
一方、3気筒660㏄ターボのN‒ONE最上級のプレミアムローダウンは169万8000円と強気の値付け。輸入車の安全装備充実度を考慮すると、フィアット500の割安感はさらに高まると思える。
ではまずこのクラスのコンパクトカーでちゃんと走るのか? と思われがちな高速走行で5車を比較した。