靴との相性やペダルの表面形状も要確認
もうひとつ、重要なのは靴底との相性。溝のないスリックタイヤのような革底の靴では、ゴムでもアルミでも滑りやすいはず。靴底も柔らかめなゴムなどの方が、運転には適しているといえるだろう。靴底が濡れていたり、泥がついていたりしても、当然滑りやすくなるので、そうしたことにも気を配りたいところ。
また、ポジションも重要で、ポジションが悪いと妙に力みが入ったり、角度がずれたりして、ペダルが滑りやすくなるので、気になる人は、一度見直してみるといいだろう。
もうひとつ、ペダル表面の形状も重要で、ペダルのRが強めだと、足裏とペダルが点で接するようになるので、足裏とペダルができるだけフラットに、面で接することのできる形状のペダルがベターだ。できれば、ペダルの位置も微調整できるようなものがベストなのだが……。
ペダルも、ステアリングやシートと並んで、直接ドライバーの身体に触れるものなので、アルミにしてもゴムにしても、ファッション的なものではなく、あくまで実用面を重視して、靴とセットでよく考えて、選んだ方が賢明だ。