初回生産15台の稀少モデルを1年書けてレストア!
ランボルギーニのレストア部門「ポロストリコ」が、1年かけてレストアを行ったランボルギーニの処女作「350GT」がサーキットでお披露目されオーナーに手渡された。
オーナー自ら納車場所をサーキットにして走らせたいという意向のもと、1周6kmのコースを80km走行した、限界を求められる厳しい条件のサーキットでも、何事もなく走り終えている。
1964年に発売された350GTの初回生産はわずか15台で、今回レストアを行った車両もそのうちの1台であり、稀少なモデル。エンジン、冷却システム、ブレーキなど当時のオリジナルのままを復元した。
350GTはV12エンジンを搭載し270馬力を発揮。当時のフェラーリをパワーで上まわるモデルだった。ランボルギーニのレストア部門「ポロストリコ」による現代技術を駆使したレストアで、1台でも多くのクラシックモデルが生き残っていくことを切に願いたい。