【意外と知らない】売るときに「値落ちしにくい」クルマとは? (2/4ページ)

上級グレードがいいものの大排気量は人気薄

 次に重視すべきはグレード。絶対的に上級グレードは廉価グレードよりもリセールがよい。最近では運転支援系安全デバイスの注目度が高まっているので、昔以上に標準装備が充実した上級グレードの査定がよくなっている。

 ただし、ミニバンやSUVの場合、最近では排気量の大きなエンジンを搭載するグレードは評価が下がる傾向が強くなっているので注意したい。エスティマなどではV6よりも4気筒の方が査定が断然よくなる。

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 また、本革シートやサンルーフなどのメーカーオプションも、あればあるだけ有利となるが、ディーラーオプションのエアロパーツに関しては、「前・後・横」のすべてが揃っていないと加点されないことも。

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 車種については、希少性が高いか、逆に大人気でガンガン売れているモデルはリセールがよくなるという法則は昔も今も変わっていない。
流通台数が多くなると飽和状態となって安くなるのでは? という疑問も浮かぶが、新車で人気の高いクルマは中古車になっても人気が高く、店頭での動きがよいので仕入れ値も高くなる。新車販売ランキングの上位の常連モデルは総じてリセールがよいと覚えておこう。

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 一発屋的な人気ではなく、1年を通じてランキングの上位から落ちないモデルは、数年先の中古車市場でも間違いなく高く評価されるはずだ。「日本自動車販売協会連合会」のサイトなどですぐに調べられる。

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マリオ高野 MARIO TAKANO

SUBARU BRZ GT300公式応援団長(2013年~)

愛車
初代インプレッサWRX(新車から28年目)/先代インプレッサG4 1.6i 5速MT(新車から8年目)/新型BRZ Rグレード 6速MT
趣味
茶道(裏千家)、熱帯魚飼育(キャリア40年)、筋トレ(デッドリフトMAX200kg)
好きな有名人
長渕 剛 、清原和博

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