この記事をまとめると
■SNSなどにクルマの写真をアップする際にナンバーを消すべきかについて論じている
■ナンバープレートから赤の他人が個人情報を特定することは難しい
■それでも危険はあるのでナンバーや写真の位置情報を消しておいたほうが無難
「ネチケット」として消すのが正解
ツイッターやフェイスブックなどのSNSや、ブログなどに、愛車の写真をアップする際、ナンバープレートにモザイクなどをかけた方がいいのだろうか。
ナンバープレートが写っていると、それをもとに、所有者の氏名や所在地などの個人情報が第三者に伝わる恐れがあるとされる。が、じつは2007年11月19日から法律が変わり、車両番号(ナンバープレート)に加えて車台番号(エンジンルーム内に刻印されている番号で車検証にも記載)と、請求理由、請求者の身分証明書(免許証等)などを陸運局に提出しないと、所有者名、住所といった登録情報の提供が受けられないようになっている。
したがって、現在では、ナンバープレートの写真だけでは、通常、個人情報が他人に漏れることはない。しかし、ナンバープレートから所有者の氏名住所を割り出すことを売りにしている興信所は少なくないし、ストーカーなどが、ネットを使ってたちまち個人情報を割り出してしまうといった例も少なからず見られる。
また、赤の他人ではなく、知っている人だからこそ、何月何日、どこにいたかを特定されたくないケースもあるだろうし、自慢の愛車だからこそ妬まれることも……。