2002年までSUVモデルは生産されていた
惜しまれつつ乗用車生産から撤退してしまったいすゞ自動車。前回(【名車揃い!】惜しまれつつも消えた「いすゞ」の乗用車その①)はそんないすゞの名車をご紹介したが、今回はSUVも含めて紹介したいと思う。1993年に乗用車の生産から撤退したいすゞだが、SUVの生産は継続しており、2002年まで生産が続けられていたのだ。
ビッグホーン
SUVブームが間近まで迫った1981年に登場したのがビッグホーンだ。デビュー当時はロデオ・ビッグホーンという名前であり、名前の通りピックアップトラックのロデオのシャシーを利用して誕生したモデルだった。
’91年には2代目へとフルモデルチェンジを果たし、当時SUVを持たなかったスバルやホンダへOEM供給がなされるなど、一定の評価を受けたものの、2002年のSUV生産撤退に伴い生産終了と相成った。
なお、ホンダは北米市場での高級ブランド「アキュラ」でもビッグホーンをOEM販売していた。
117クーペ
ピアッツァと同じくジウジアーロがスタイリングを手掛けたいすゞ初のGTカー。ベースはセダンのフローリアンだが、その上にセミハンドメイドで形作られた美しいクーペボディを纏っていた。
ビークロス
1993年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「ヴィークロス」に対する反響が大きかったため実際に市販化されたのがビークロス。