【意外と知らない】カタログのタンク容量以上にガソリンが入るのはなぜ? (2/2ページ)

給油口からタンクまでのパイプなどは記載容量に含まれない

 また、構造的な問題もある。タンク容量というのはタンク単体で口いっぱいまでの量を指しているが、実際はそこから給油口までパイプや空気抜きのホースなどがあり、その部分にも当然燃料は入るので、規定のタンク容量よりは多く入る。

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 最近では、以前の金属製から樹脂製タンクが主流となり、複雑な形状が可能になっている。しかもパッケージングなどを優先するため、さまざまな構造物を避けるために、ますます形は複雑だ。そうなると、角や凸の部分に空気が入ってしまい、その分燃料が減ってしまうために、余裕をもったタンク容量としているというのもある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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