【若者必見】新車価格200万円以下で走りを楽しめる「安ウマカー」5選 (2/2ページ)

全エンジンにMTの設定があるデミオ

 ④マーチニスモS(184万2480円)

 チューニングされた1.5ℓエンジンを搭載するマーチニスモSは楽しいクルマではあるが、スイフトスポーツとは対照的に硬さを強調した足まわりなど、古典的というか決して完成度の高いスポーツモデルとはいい難い。

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 しかしマーチニスモSはその代わりにスイフトスポーツに欠けるスポーツモデルらしい雰囲気や演出で気分を盛り上がるというある種の楽しさをもつ。

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「いい悪い」よりも「好き嫌い」という嗜好性を重視していいスポーツモデルにおいてはマーチニスモSが持つ荒っぽさのような部分も1つの味であり、好みにあえばマーチニスモSを選ぶのも面白い。

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⑤マツダデミオ(135万円~)

 マツダデミオにはここまで挙げた4台ほどのスポーツモデルは設定されておらず、どのグレードもスポーツモデルらしい刺激はないが、ハンドリングはじつに自然で「思うように車が動いてくれる」というドライビングプレジャーを備える。

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 また車両価格はほぼ全グレードが200万円以下である点も注目ポイントで、1.3ℓと1.5ℓのガソリン、1.5ℓディーゼルという3つのエンジンそれぞれに、「速くはないけどエンジンを回す楽しみがある1.3ℓガソリン」、「エンジンを回す楽しみと余裕のバランスに優れた1.5ℓガソリン」、「燃費のよさとトルクの太さで長距離ドライブを得意とする1.5ℓディーゼル」という三者三様の個性をもつ。

 トランスミッションも3つのエンジンともにMTも設定されている。ATの完成度も秀逸だが、運転を楽しみたいなら、AT全盛のこのご時世にこれだけMTを設定しているデミオとマツダに敬意を表する意味も含めシフトフィール、クラッチフィールともに抜群のMTを勧めたい。

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