この記事をまとめると
■昔のクルマは10年・10万kmを目安に、それ以上になると不具合が出てくることが多い
■最近のクルマは高剛性なモノコックと最適化した燃焼で30万〜50万kmくらいは問題ない
■電子制御に不具合が出ると短い距離であっても修理不能になる場合がある
今ドキのクルマは通常メンテでも30万kmは問題なし!
その昔は10年・10万kmが、クルマの寿命の目安とされていた。1990年ぐらいまでだろうか。実際、そのあたりになると、ボディはガタガタ、ビシビシいうし、エンジンもパワーがなくなってきたりしたものである。保管方法によっては、サビが出たりとか。

さすがに最近のクルマではそのようなことはないが、ではいったいどのあたりまで寿命は伸びているのだろうか。ちなみにデータ的には15年ぐらいで、廃車になっている(もちろん寿命になったわけではない)。

寿命を決めるのは、大きなところではボディとエンジンだろう。ボディは解析が進んだことから、水が溜まった裏から穴が開くというのも基本的にはなし。
寿命とするなら、モノコックボディのあちこちに力(応力)が溜まって、クルマを支えきれなくなった時点だ。もちろん支えられないといってもバラバラになるわけではなく、ミシミシがひどくなるなどだ。感覚でいうと、最新のモデルなら、30万キロはもつだろう。
