いまどきのクルマでは不要!
しかし、インジェクター化され、空燃比や点火タイミングをコンピュータで管理する現在のクルマの場合、まったく不要。シフトチェンジでいえば、「ダブルクラッチ」と同じで過去のモノ……。
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最後に一踏みしてバッテリーの電圧を上げておくと、次回の始動性がよくなるという説もあるようだが、停止時直前だけ電圧を上げても、結局すぐに電圧は定常値に戻るので無意味。
もし、ブリッピングしないでエンジンを切ると、次回の始動性が悪くなるというのなら、プラグの熱価が合っていない、プラグコードが劣化している、コンピュータセッティング等に問題がある、といったトラブルが考えられるので、一度専門店に点検に出した方がいいだろう。
「意味はないけど、カッコいいから、空ぶかししてから止める」という人は、個人の趣味なので尊重するが、空ぶかし=騒音なので、周囲に迷惑をかけないシチュエーションで、楽しんでほしい。