いつも通る道でも走るラインを変える
さらに大雨のときは、側溝や深い水たまりを見逃したり、豪雨ともなると、マンホールの蓋が浮かび上がって外れることもあるので、いつもの道でも最徐行で油断なく。
轍ももちろん大敵で、水深がタイヤの残り溝より深いとハイドロプレーニングを起こしたり、駆動輪がスリップすることもある。さらに左右の片輪だけ深い水たまりに入ったりすると、水の抵抗でいきなりハンドルがとられてスピンモードに入ることも!
雨天時はタイヤ一本分でもいいのでちょっとラインをずらし、できるだけ轍や水たまりに入らないよう気を配ろう(歩行者や他者への、水しぶきも減らせる)。視界の悪さは車間距離を広めにとって、前車の水しぶきの影響を最小にして、ライトオンで周囲に自分の存在をアピール。
ワイパーのゴムも消耗品なので、ビビりや音が出始めたら即交換。替えゴムだけなら安いので、1年に一度は交換したい。各種の撥水コートなども有効なので、前後左右の三枚のガラスには積極的にこれらのケミカル剤を塗布(ドアミラーは親水剤がベター)。エアコンもONにしてガラスが曇らないようにして、油膜取りスプレーなども常備しておこう。