安全装備も充実して商品力をアップ
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、The Beetle(ザ ビートル)を4年ぶりにマイナーチェンジして発売した。
発表会では新色2色を加え、8色展開となったボディカラーにちなんだフード、ドリンクが並ぶ。
さらに8色のボディパネルを組み合わせて作り上げられた特別な1台が展示されるなど、び、新しいビートルの世界感が表現された。
そんな新型ビートルは、まずエクステリアは前後のバンパーを変更。よりスポーティな雰囲気を作り出した。
同様にインテリアも変更し、クールなイメージを強調している。
グレードは従来と同じで3モデルでの展開。「Base(ベース)」「Design(デザイン)」はグレード名もそのまま踏襲し、「Turbo(ターボ)」は「2.0 R-Line(アールライン)」という名称になった。
パワートレインに変更はなく、BaseとDesignが105馬力/175N・mを発生する1.2リッター直列4気筒ターボにツインクラッチ2ペダルシステムの7速DSGという組み合わせ。2.0 R-Lineは2リッター直列4気筒ターボ+6速DSGで、このエンジンは211馬力/280N・mというハイパフォーマンスユニットだ。
ボディカラーに追加された新色は、「ストーンウォッシュドブルーメタリック」「ボトルグリーンメタリック」の2色。
そしてDesignに関しては、インテリアのパネルがボディ同色となり、ドライブ中も好みのカラーを楽しむことができる。
シートはファブリックとオプションのレザーが選択でき、それぞれブラックとベージュのカラーが設定されているので、ボディカラーと合わせるとじつに32パターンの組み合わせから選択できることになる。
安全装備も充実した。ドライバー疲労検知システムの「Fatigue Detection System」を全グレードに標準装備。さらに斜め後方の死角にいる車両を警告してくれる「ブラインドスポットディテクション」、後退時の警告と衝突軽減ブレーキ機能を合わせた「リヤトラフィックアラート」をR-Lineに標準、BaseとDesignにオプション設定した。
また、エンターテインメントシステムとして、スマートフォンと接続してアプリなどが利用できる、「Composition Media」を標準装備している。
伝統のルックスに最新技術が注ぎこまれた新型ビートル。街をカラフルに彩ってくれるだろう。