Parisを感じるファッションイベントのトゥインゴ
どこか懐かしくて、でも新しい刺激にあふれていて、見ているだけでワクワクしてくる新型トゥインゴ。そんなトゥインゴからは、誰も見たことのない可能性がポンポン飛び出してくるよう。
今回、私はそんなトゥインゴを2つのイベントで目撃した! とってもキラキラしていて、不思議がいっぱいで、ちょっぴり甘~い(!?)リポートをさっそくお届け。
まずやってきたのは、最先端のファッションとデザインが一堂に会する合同展示会の「rooms33」。代々木競技場・第一体育館の広い敷地に500以上のブランドがブースを構え、来場者は2万人以上、バイヤーやジャーナリストなど世界から注目されているイベントだ。
エントランスをくぐるとそこは、宝石箱に迷い込んだかのようなキラキラとワクワクの迷路。並んでいるのはアクセサリー、バッグ、帽子、靴や洋服と、クリテイターたちが感性とものづくりの技術を結集して生み出した「作品」たちだ。
中には化粧品や電化製品、スイーツなんかも並んでいて、ここにいると、「そうか、これもみんな、誰かが心を込めて創り出した作品なんだな」とあらためて感動する。
次から次へとそんな刺激をバシバシ受けながら進んでいくと、いきなり現れた階段の先に、見えたのはパリの凱旋門。そして、チョコンと顔を覗かせるトゥインゴ! 凱旋門をくぐると、もう1台のトゥインゴの後ろにエッフェル塔も見えて、まるでリトルParis。
トゥインゴと一緒にパリの裏路地に迷い込んだみたいな気分になる。このブースのデザインを手がけた渡邊陸氏によると、コンセプトは「飛び出す絵本」。大きなものにはない、小さなものにしか表現できない可愛さがテーマとなっているそう。
トゥインゴの色やインテリアなどは、「パリのために仕立て上げられたコンパクトカー」というコンセプトによるもの。ショルダーラインは懐かしいけどどこかシックで、新しすぎないところが新しい。“本当に美しいものとは何か?”を追求している魅力がトゥインゴにはあると、自身もパリに3年ほど暮らしたという渡邊氏が語ってくれた。
またルノー・ジャポンの梅川南さん曰く、「roomsへの出展は春のカングーに続いて二度目になりますが、ここでは普段なかなか接点のもてない人たちとのたくさんの出逢いがあるんです。感性と感性のヒラメキによって、新しいコラボレーションが生まれたり、感度の高い人たちにルノーというブランドを認知してもらったり、とてもいい刺激をもらっています」とのこと。
ブースを訪れる来場者は、どちらかというとクルマには詳しくない人ばかり。でも、トゥインゴに視線を惹き付けられ、立ち止まって眺める人で賑わっていた。きっと、全身でリトルParisを感じたはず。やっぱりトゥインゴも、ルノーが生み出した「作品」なんだなぁ。それも、世界中のいろんな感性を惹き付ける魅力にあふれているのだなぁと、しみじみ感じたのだった。