プジョーが戦略の要となる新型コンパクトSUVの2008を発売!

見た目をスタイリッシュに燃費も良好!

 プジョーが新型のコンパクトSUV「2008」を発売した。これまでの2008に比べ、大型で垂直に立ち上がるグリルにライオンエンブレムが配置されたり、水平にせり出した位置の高いボンネットなど、SUVらしい力強さを強調。

 ライオンの爪のような新型3D LEDリヤコンビランプなど、スタイリッシュさにも磨きが掛かっている。

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エンジンは1.2リッター直列3気筒ターボで、2015、2016年インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞したユニットだ。この最高出力110馬力、最大トルク205N・mを発揮するエンジンに組み合わされるのは6速オートマティックトランスミッション。当然のようにアイドリングストップも装備され、JC08モード燃費は17.3km/ℓを達成する。


見た目はスタイリッシュなSUVだが、SUVとしての機能性も考えられている。「GT Line」に標準装備されるグリップコントロールは、エンジントルクとブレーキの制御で低μ路でのドライブをサポートするデバイス。

ノーマルモード:通常は舗装路で使用
スノーモード:深雪や急な坂など滑りやすい路面に対応した
マッドモード:ぬかるんだ路面で泥をかき出すようにホイールスピンを多くし、グリップを確保する
サンドモード:砂地での走行時、同時に左右の駆動輪をスピンさせてスタックを防ぐ
OFF:ESCを解除。車速が50km/h以上になると、自動的にノーマルモードに復帰

 という5つのモードを持っている。

 グレード展開はAllure(アリュール)、GT Line(ジーティー・ライン)の2種類。Allureはクロームパーツ、GT Lineはレッド&ブラックを基調としたエクステリアをもち、インテリアはAllureがインストゥルメントパネルをブルーに縁取り、GT Lineはレッドアクセントを配するなど、それぞれが個性を主張している。

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また、6エアバッグ/ESC/ヒルスタートアシスタンス/バックソナー/クルーズコントロール/スピードリミッター/EBD電子制御制動力分配機能付ABS/ブレーキアシスト、さらに衝突被害軽減・回避の自動ブレーキ「アクティブシティブレーキ」などを両グレード共に標準装備するなど安全面にも抜かりはない。


プジョーは、来年へ向けての重要なブランド戦略はSUVだとしている。その重要な責務を担う2008に注目したい。

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