ゴルフGITと同じ220馬力のユニットを搭載
フォルクスワーゲンの上級モデル「パサート(Passart)」に、新たなグレード「2.0TSI R-Line」が設定された。
パサートはセダンと、ヴァリアント(Variant)と呼ばれるワゴンの2ボディタイプで展開するアッパーミドルクラスシリーズ。
これまではダウンサイジングエンジンである1.4リッターの直噴ターボ(150馬力/150N・m)を搭載していた。今回追加された「2.0TSI R-Line」は、そのグレード名が示すとおり2リッターターボエンジンを積む。このユニットはゴルフのスポーティグレードGTIと同じ220馬力/350N・mを発揮。Rの称号にふさわしいパワフルな走りをもたらす。
さらに注目はアダプティブシャシーコントロールのDCCを標準装備したこと。コンフォート/ノーマル/スポーツなどのモードが選択でき、モードによってダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性が変化する。シーンに応じて最適な走りが実現できるのだ。
スポーティグレードでありながら安全装備も抜かりはない。プリクラッシュブレーキシステムやレーンキープアシスト、ドライバー疲労検知システムなどの全方位安全を標準で装備する。
さらにフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」も標準。スマートフォンなどの通信機器を介して専用サーバにアクセスし、交通情報を得てより最適なルート案内が可能になったり、駐車場の空き情報やガソリンスタンドの料金などを事前に知ることができるシステムだ。
もちろん、R-Line専用のフロントバンパーやリヤバンパー、サイドスカートなどを装備した外観、専用ナパレザーシート、アルミ調ペダルクラスター、レザーマルチファンクションステアリングなどで彩られる内装により、通常モデルとの差別化も図られている。
主要装備
【安全】
●プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)
●レーンキープアシストシステム“Lane Assist”
●レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”
●プロアクティブ・オキュパント・プロテクション
●ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”
●ポストコリジョンブレーキシステム
●リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)
●フロントエアバッグ(運転席/助手席)、ニーエアバッグ(運転席)、サイドエアバッグ(前席/後席)、
カーテンエアバッグ【機能】
●アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能付)
●渋滞時追従支援システム“Traffic Assist”
●Start/Stop システム/ブレーキエネルギー回生システム
●リヤビューカメラ“Rear Assist”
●LED ヘッドライト(オートハイトコントロール機能/LED ポジションランプ・LED ターンシグナル付)
●オートライトシステム/ダイナミックコーナリングライト/ヘッドライトウォッシャー
●Volkswagen 純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”
●モバイルオンラインサービス“Volkswagen Car-Net”(コネクティビティ機能“App-Connect”/テレマティクス機能“Guide & Inform”)
●3 ゾーンフルオートエアコンディショナー(運転席/助手席/2列目独立調整・自動内気循環機能付)
2/3
●アレルゲン除去機能付フレッシュエアフィルター(花粉/ダスト除去外気導入チャコールフィルター)
●オートホールド機能(ヒルホルダー機能付)/エレクトロニックパーキングブレーキ
●ドライビングプロファイル機能【外装】
●クロームパッケージ(フロントグリルルーバー/エアインテークフレーム&ルーバー/サイド&リヤモールディング/サイドウインドー)
●ツインエキゾーストフィニッシャー
●R-Line 専用エクステリア(フロントグリル/フロント&リヤバンパー/サイドスカート/リヤスポイラー) ※リヤスポイラーはヴァリアントのみ
●シルバールーフレール ※ヴァリアントのみ【内装】
●アルミニウムデコラティブパネル
●R-Line 専用ナパレザーシート
●R-Line 専用レザー3 本スポークマルチファンクションステアリングホイール(オーディオコントロール付)
●R-Line 専用ドアシルプレート
●アルミ調ペダルクラスター(アクセル/ブレーキ)
●シートマッサージ機能(運転席)/シートヒーター(運転席/助手席)【足回り】
●235/40 R19 モビリティタイヤ/8JX19 アルミホイール(10 ダブルスポーク)
●アダプティブシャシーコントロール“DCC” /電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”