【試乗】国産コンパクトを脅かすルノー・トゥインゴの実力! (3/3ページ)

使い勝手や燃費も納得のデキで国産コンパクトと勝負

 最後はフランスの「パリ」を強く意識しているトゥインゴだけに、石畳路に近い環境を走行したいと考え、東京駅付近へ移動。短い距離だが試すことができた。足まわりの吸収のよさは先ほど述べたとおりだが、ガタガタと揺すられるなかで、各部の剛性が確認できた。それにしても美しい街並みにトゥインゴはよく映える!

 こうした走りのよさに加えて、通常188ℓ、5:5分割可倒式のリヤシートを倒すと980ℓにまで拡大し、さらに助手席を倒せばサーフボードなど、2310mmの長尺モノまで収納できるラゲッジ。

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 先代トゥインゴよりも全長が80mm短くなったにもかかわらず230mm拡大した室内長など、日本で重視される使い勝手も納得のいく仕上がりになっている。

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さらに、バックソナー、ヒルスタートアシストなどが標準装備されているため、男性はもちろん女性も選びやすいハズだ。

 もうひとつ、燃費の計測はできなかったが、ECOモードやアイドリングストップシステムの「ストップ&スタート機能」を装備し、JC08モード燃費は21.7km/ℓに達するという。ルノー側のスタッフが走行した話を聞くと、高速中心の走行で18km/ℓを超えたとのことだ。

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 これで価格が200万円を切ってきたのだから注目の車種であることは間違いない。国産勢が圧倒的に強いコンパクト試乗に、思わぬ刺客が登場した!

 (写真:小林 健)

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石田貴臣 ISHIDA TAKAOMI

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