長門は海が近いにも関わらず「焼き鳥の街」!
そして、そんな絶景ドライブを楽しんだあとは、料理を堪能したいところだろう。
元乃隅稲成神社のある長門市の注目グルメといえば「焼き鳥」なのだという。日本海沿岸の街がなぜ? という疑問がよぎるわけだが、水揚げされた魚のアラを餌として使用していたことで養鶏業が盛んになったことによるという。そして現在、美唄、室蘭、福島、東松山、今治、久留米、そして長門が日本の7大焼き鳥の街と言われているようだ。
島根と山口で古くから飼育され、国の天然記念物指定(昭和26年)を受けた黒柏鶏(くろかしわ)をもとに誕生した山口オリジナル地鶏「長州黒かしわ」は、弾力とうま味が特徴だが、その長州黒かしわを味わうことのできる店舗が長門市内外にある。
また、その「やきとり日本一のまち」の締めの一杯として、長門のNo.1グルメを決定するN1グランプリ2012年大会で準優勝を獲得した「ながとりめん」は長門市役所職員が集まって開発した逸品。「長州どり」のチャーシューと鶏ガラベースのスープで、山口では珍しい太麺を使用したつけ麺風のラーメンである。