最近のクルマはバッテリーへの負担が大きい
今どきのクルマは電装品が大量についているし、ドライブ中はナビはつけっぱし。雨の夜ともなれば、ライトやワイパーもフル稼働だ。そうなるとバッテリーへの負担はかなり大きくなる。
ちなみにバッテリーは寒さに弱いというのは皆さん知っていると思うけど、気温25度を100とした場合、気温が10度下がると、性能も10下がる。つまり0度になっただけで、バッテリーに不具合がなくても、性能は3/4になってしまうのだ。
少々、クルマに詳しい人なら、バッテリーの電気はスタート時に使うだけで、走行中は発電機からの電気で直接まかなっているハズと思うかもしれない。それは基礎知識としては正解だけど、上記の負担増やアイドリングストップの普及などで、まかない切れないときもあり、バッテリーから持ち出していることも実際は多い。
そもそも発電機は低回転だとあまり発電しないので、渋滞は苦手。さらに最近のエコカーだと、充電制御を行なっているのでなおさらつらい。これはつねに発電しているのではなく、加速時など走りへの負担が大きいときは、発電を行なわないという機能だ。
というわけで、バッテリーへの負担は増すばかりだし、その分、メンテは重要だ。