レーンキープアシストも加わったアイサイトVer.3
そして、スバル入魂のブランニューモデルとして誕生したレヴォーグからはVer.3をに進化。
ステレオカメラの視野角と視野距離を40%も向上させ、カラー認識化により赤信号や先行車のブレーキランプの認識も可能に。カメラの画素数はモノクロ30万画素からカラー120万画素となり、装着位置もより前へと移動している。
レーンキープアシストには車線中央維持のステアリングの自動アシスト機能が加えられ、さらにAT誤発進抑制には後退時も対応できるようになった。
プリクラッシュブレーキの対象物との速度差は、Ver.2の30km/hから50km/hとなり、他のシステムの性能を引き離した。逆光や悪天候などの外乱要因にも強くなっている。
さらに、先行車との車間距離や信号待ちなどの際に前車が発進したことを知らせる「前車発進モニター」など、モニター類の充実も著しく、ドライバーへ伝えられる情報もよりわかりやすくなった。
現在では同等の性能を備えるシステムが増えたが、価格の安さや制御の精度の高さなど、総合力ではまだアドバンテージがある。
2015年4月からは「アドバンスドセイフティパッケージ」が設定され、EyeSight(アイサイト)ではカバーしきれない後方や側方などの死角に迫る車両の認識が可能な仕様も選べるようになった。