【日産R35GT-R】エクステリアで見わける方法(コンセプト〜10年モデル)

中身と同様外観も少しずつ進化している!

 2007年の発売から9年目となる今年、R35 NISSAN GT-Rがシリーズ初の「ビッグマイナーチェンジ」を受けた。これまでにも毎年欠かさずに進化を果たしてきたGT-R。今回は、見た目で何年モデルか見わける方法を教えます!

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●2001年コンセプト〜プロト期

 R35GT-Rの先祖といえるのが、2001年の東京モーターショーでサプライズ公開された「GT-Rコンセプト」。こちらのコンセプトカーを手掛けたのは、今年の7月11日に発表、同27日から発売が開始されたR35「2017年モデル」の商品企画責任者である日産自動車の田村宏志さん。

 15年前に公開されたコンセプトカーは、今見るとけっこうなレベルで市販車のイメージを具現化したモデルだったということがわかるはず。

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 このコンセプトを受けて、2005年の東京モーターショーで公開されたのが「GT-Rプロト」。こちらはほぼ市販モデルに忠実なスタイルであることがわかる。特徴的なのは、2007年にデビューした量産モデルとは異なり、ヘッドライトの下がブラックアウト(カーボン)化されていた点だ。

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●初期モデル/MY07〜MY10

 2007年10月、待ちに待った市販モデルが登場。こちらは通称2007年モデル(MY07)と呼ばれている。コンセプトやプロトのようなヘッドライト下の黒いラインが消え、横方向に一本の整流フィンが備わった。

 プロトではここに冷却用と思しきエアインテークが備わっていたが、市販車では空力を優先するため採用されず。プロトと比べると、意外とスッキリとした顔つきでデビューしたのだ。

 この後、MY08/MY09/MY10と3回にわたって改良を実施したが、途中追加されたスペックV(サーキット走行に主眼を置いたカーボン製ブレーキ採用の2シータ−モデル)を除き、外観には大きな変更は施されていない。

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 細かいところでいうと、MY09以降は日本仕様のみ採用されていたフロントのナンバーステー(土台)を廃し、バンパーに直付けとすることで全長が5mm短くなった。これは300km/h超という最高速度付近での空力を考慮してのこと。

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 また、MY07/MY08の標準グレード車用のアルミホイールとして設定されていたクロームカラーコート(シルバー色)がなくなり、MY09以降はダーククロームカラーコート(ガンメタ色)とリアルブラックカラーコート(黒色)の2種類に改められた。

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 さらに、MY09以降は前後ブレーキキャリパーのロゴがMY07/MY08の「brembo」から「NISSAN brembo」に変更。また、純正色の白が従来のホワイトパールからより白さを増したブリリアントホワイトパールに変わっている。これを知っている人はかなりのマニアだ。

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