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【他の高速よりも2割高】圏央道の料金が高いわけとは (2/2ページ)

【他の高速よりも2割高】圏央道の料金が高いわけとは

高速道路の普通車24.6円/kmに対して圏央道は29.52円/km

 平成28年度中に、「境古河~つくば中央」間の29kmが開通する予定になっている圏央道。

 ここがつながれば、東関東自動車道の大栄JCTから、常磐道、東北道、関越道、中央道、東名高速まで、首都圏をぐるっと半周できるルートができて、渋滞解消が期待できるのだが、実際に利用して精算(ETCの利用金額)してみると、思ったより通行料が高いことも……。

 なぜそんなことになるかというと、圏央道のほとんどがいわゆる高速道路ではなく、一般国道の自動車専用道路=一般有料道路だから。

 高速道路の場合、普通車の普通区間は24.6円/km(消費税抜)だが、圏央道はそれより2割も高い、29.52円/km。

 これはちょうど高速道路の大都市近郊区間と同じ料金設定だが、圏央道の場合、長距離逓減制(100kmを超える長距離利用の料率引き下げ)の対象外となっている。

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