そもそも日本の高速道路の通行料は高すぎる
しかも、圏央道の東エリア(茨城・千葉)は、暫定二車線=片側一車線の対面通行がほとんど。遅いクルマが一台いるだけで、「高速」では走れなくなってしまううえに、なにより危険。
国土交通省のデータでも、「暫定2車線区間における死亡事故の発生確率(死亡事故率)は、4車線以上の区間と比べ、約1.7倍。その原因は、正面衝突が約8割を占める」とある。このように料金が高くて、暫定2車線となると、コストパフォーマンスは正直疑問。
そもそも、たった100km走るのに、約3200円(税込)というのは、高すぎないか? 「高架を走るのだから高価なのは当たり前」と思っているのかもしれないが、九種類もの自動車関連税を徴収し、その関連諸税は年間8兆円にもなるというのに、日本の高速道路は高すぎる。
例えば、毎年5月末までに納入する自動車税を、すべての自動車ユーザーが督促状が届くまで納付しない(決して支払わないはわけではなく、抗議の意思を伝えるために、延滞金がかからない範囲[2~3カ月]で遅らせる)とか……、とにかく、日本の高速道路料金、ガソリン、税金は高すぎる!