完成度の高い状態でリリースする目的での延期
ソーラーバッテリーで充電可能となった新型トヨタ・プリウスPHV。2016年秋に発売とされてきたが、冬に延期することをトヨタ自動車が発表した。トヨタ自動車は、着実にいいクルマをとどけるために、発売を延期したという。
満充電からのモーターのみでの走行距離は60km以上(JC08モード)を超え、EVモードでお最高速度は135km/hまで出すことが可能となったプリウスPHV。先代のプリウスPHVが、距離26.4km、最高速度100km/hだったことを考えると、その進化度合いがわかる。
新型プリウスPHVの注目はルーフに搭載されたソーラーバッテリーだ。ソーラー発電による電力で、駆動用バッテリー、そして12Vバッテリーへも充電されるという世界初のシステムである。
発売時期が遅れ秋から冬になったことで、プリウスPHVがより完成度の高い状態で登場することを期待したい。