錆が内部に浸透していなければクルマを走らせればすぐに錆は取れる
そもそも錆といっても、かなり長期間止めてひどい錆が出たところで、表面に浮き出ているだけ。だから、再度動かして、ブレーキをかければアッという間に取れてしまう。実際、走っているクルマで、表面が錆びているクルマは一台もない(パッドが当たらない外周部分は除く)。
ローターに対するバッドというのは金属などを配合したもので、ローターに対する摩擦力や攻撃性を確保することで制動力を得るというのが基本的な原理。すごい簡単ないい方をすれば、錆びたローターの表面をやすりがけしているような状態なのだ。だから、アッという間にきれいになる。
ただ、超長期間止めっぱなしで、錆がローターの表面から内部に浸透しまっている場合は基本的に使用不可。錆が取れたとしても表面に錆が浸食した分、凹凸が出るので、ジャダーなどが出て使い物にならない。その場合は、再研磨して表面を平らにするか、新品への交換となる。