自転車の危険行為でもっとも多かったのは信号無視
制動装置(ブレーキ)不良自転車運転や信号無視、一時不停止など、自転車の「危険行為」を繰り返した人に自転車運転者講習(有料講習)を義務づける改正道路交通法の施行から、6月で1年が経過した。
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この間、自転車を利用するマナーは、どれぐらい向上したのだろうか? 警察庁は、今年4月末に講習の対象になった危険行為は全国で1万3455件あったと発表。
違反別では最多の信号無視が5765件で、2番目が遮断機を無視した踏切への立ち入りで3344件。3番目が安全運転義務違反の1779件、4番目がブレーキ不良自転車の運転=497件。その他が1059件。地域別では、大阪が4594件で、全国1/3(34.1%)を占めダントツ!
しかし、ドライバーの実感としてはどうだろう? 正直、見通しのいい交差点で、他のクルマや歩行者や自転車がいなければ、信号無視をしようが指定場所の一時不停止なんて、はっきり言って問題なし!(ちなみに自転車における一時停止の定義は、自転車を止めて足を地面に付けること)
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