3台のミライを移動式ステーションと共に導入
トヨタ自動車が日本、ヨーロッパ、北米のカリフォルニア州で一般販売を行っている、水素燃料電池車のミライ。オーストラリアでトヨタ車の生産・販売を行う「Toyota Motor Corporation Australia Ltd.(トヨタ・モーター・コーポレーション・オーストラリア)」が、3台のミライを導入することになった。
ミライは水素を燃料とした電気自動車。当然、水素を充填する施設がなければ導入できない。今回の導入は試験的なものだ。
Toyota Motor Corporation Australia Ltd.のバトナー社長は、「我々は燃料電池技術には非常に高い関心を持っているものの、実際にオーストラリアで販売できるようにするにはインフラ整備が必要である。そのため、業界全体が一丸となり、極力早く、インフラ整備の計画を進めることが重要だと考えている。この技術は将来有望であり、オーストラリアの方々にも、ぜひご注目頂きたい」、とコメントしている。
今回は移動式水素水素ステーションを導入し、理解活動や試験走行に活用するという。
世界的に燃料電池車が認知されていけば、当然日本でのインフラ整備、普及も促進されるだろう。今後の動向に注目したい。