<黄色ランプ編>
燃料警告灯
燃料の残量が少ない証拠。これが光ると、通常50km以内にガス欠に……。速やかな給油を。稀に、燃料警告灯そのものが付いていないクルマもあるので、他人のクルマを借りた時などは、「まだ燃料警告灯が点かないから」と油断すると、大変なことに!
AT警告灯
ATフルードのオーバーヒート。すぐにクルマを停めて、ボンネットを開けて熱気を抜くしかない。熱が冷めて、警告灯が消えたら、その足で整備工場に行こう。
ABS警告灯
ABSが作動したときに点灯・点滅。ABSが働かなくなれば、すぐに消えるが、ブレーキを離しても光るようなら、整備工場で点検。その他のスタビリティ制御も同じ。
その他、エンジンの制御系などのトラブルを知らせる、エンジン警告灯や、フューエルフィルターに水分が混入したことを知らせる、フューエルフィルター警告灯、ウオッシャー液の不足を表示する、ウオッシャー液警告灯などが付いているクルマもある(ないクルマも多い)。
<EV・HV編>
他に、EVの走行用バッテリーの残量が極端に少ないとき、あるいはバッテリーの異常な低温・高温状態のときに点灯する出力制限表示灯や、EVの高電圧システムや冷却システム、電制シフトなどに異常の知らせる、EVシステム警告灯。
リチウムイオンバッテリーの残量が低下を警告するバッテリー残量警告灯といった、EV・HVならではの、新しいタイプの警告灯も登場している。再度、愛車の取扱書を取り出して、自分のクルマには、どのタイプの警告灯が付いていて、それは何を知らせるものなのかを、よく確認しておくといいだろう。