マツダ・アクセラが「G-ベクタリング コントロール」搭載など大幅進化で登場! (1/2ページ)

ディーゼルは1.5リッターか2.2リッターを選べる!

 マツダの最量販車種「アクセラ」が大幅な改良を施し、2016年7月14日から順次発売することになった。

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最大の変更は「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」を搭載したこと。以前テスト車両にてリポートしたこの装置は、エンジンの駆動トルク変動を利用して、前後荷重移動を自動でコントロールするというもの。

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 具体的に何が起こるのか? というと、コーナーを曲がるときに、オンザレールでより狙ったラインを走ることができ、さらに乗員の「揺れ」も減少するのだ。

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 簡単にいえば、コーナーにて、運転がよりスムースにでき、気持ちよく曲がれ、乗り心地もよくなる装置と考えればいい。これはハイブリッド以外の全車種に標準装備される。

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もうひとつ、大きな変更は、これまでデミオやCX-3に搭載されていた1.5リッターディーゼルが追加されたことだ。これまで2.2リッターディーゼル、1.5リッターガソリン、2リッターガソリン+モーターのハイブリッドがパワートレインとしてラインアップされていたが、新たに1.5リッターディーゼルが加わることになった。

 ディーゼル特有の低速トルクと小排気量ゆえの燃費のよさは、街乗り中心の人にピッタリの選択だろう。

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 そのディーゼルだが、特有のガラガラというノック音に抵抗がある人もいるだろう。マツダはこれまで、「ナチュラル・サウンド・スムーザー」というダンパーをピストンピンに組み込み、ピストンとコネクティングロッドの振動を減衰させて、3.6kHz付近のノック音を減少させる技術をCX-3などに採用してきた。

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 これをアクセラにも用いると共に、新たに「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」という機構を追加。これは1.3kHz、1.7kHz、2.5kHz付近で発生するノック音を減少させるもので、燃料の噴射タイミングをコントロールすることによって行う。


石田貴臣 ISHIDA TAKAOMI

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