自動運転技術「プロパイロット」を搭載し8月下旬発売
本日、日産の自動運転技術“プロパイロット”の発表会において、5代目となる新型の日産セレナが初お披露目された。
内外装のデザインを大きく刷新。ファミリーで使いやすい箱型ミニバンであることはそのままに、ダイナミックなフォルムを纏っている。フロントは2段構成のヘッドランプとVモーショングリルにより日産らしさを表現。ルーフは伸びやかでスポーティなラインを描く。
ミニバンの性能で最重要項目のひとつといえる室内空間は、室内長、室内幅を拡大。また、Aピラーを細くすることで運転席からの死角を減らすなど、安全面においての心配りも光る。1、2列目には疲労を低減するゼログラビティシートを導入。もちろん、シートアレンジの多彩さは先代を引き継いでいるようだ。
また、エクストレイルに搭載されている“インテリジェントパーキングアシスト”やアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御しドライバーをサポートする“プロパイロット”を搭載しているのもトピックのひとつだ。現行モデルでも好評のスマートハイブリッドは、細部を見直して燃費性能を向上しているという。
この新型セレナは300万円を切るグレードを設定する予定。8月後半の発売によって、同セグメントの競争が激化しそうである。