●アウトランダーPHEVとアコードハイブリッドのパドルシフトは燃費向上&EV走行距離の延長に大きく貢献!
この2台のパドルシフトはハイブリッドカーやEVの回生ブレーキの強さを調整するもの。具体的には減速エネルギーをより多くの電気に変換できる強い回生ブレーキから、回生ブレーキが効かないニュートル状態(空走状態、通常のAT車、MT車のニュートラルで走るのと同じ状態)まで調整が可能だ。

慣れると走行状態や坂など応じて「回生ブレーキによるバッテリーへの戻りはない代わりに、エネルギーを使わない空走でクルマを進める」、赤信号でどうせ止まってしまう、先行車にどうせ追い付いてしまうという場面なら「強い回生ブレーキで多くの電力をバッテリーに戻す」といった選択、調整ができるので、ペダルを使わずパドルだけで燃費向上やEV走行距離の延長につながる運転が可能になる。

※強い回生ブレーキやニュートラル状態で走る際には、くれぐれも前後のクルマとの間隔には注意してほしい。