【意外と知らない】パドルシフトの有効な使い方 (2/3ページ)

  

●サーキット走行に代表されるスポーツ走行時

Sレンジのシフトが合わないときの調整

 パドルシフトが付くクルマであれば、スポーツ走行時に使うSモードのようなシフトポジションがあるクルマも多い。走行時、高いエンジン回転数を保つSモードに入れておけば不満を感じることは少ないだろう。

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 それでも通常走行時と同じようにドライバーが「このコーナーの立ち上がりだけは下のギヤのまま引っ張りたい」、「雨なのでこのコーナーだけはレスポンスが鋭くないひとつ上のギヤで回りたい」と考えることもあるだろう。そんなときにパドルを使えばよい。それ以外は基本的に賢いATの自動シフトスケジュールを使い、一部だけ自分の意志でシフトするなど、都合よくミックスして走れるのはパドルシフトならではの強みだ。

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とにかく自分が選んだギヤで走りたいとき

 スポーツ走行では、タイムの良し悪しはともかくとして「ATでも自分の選んだギヤポジションで走りたい」と思うこともあるだろう。そんなときもパドルシフトが付くAT車なら、オーバーレブ(過回転、エンジンの回し過ぎ)の危険がない限り基本的に自分が選んだギヤポジションで走れるので、クルマを壊すリスクは限りなく少なく運転を楽しめる。

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