衝突軽減・回避ブレーキなどを全車に標準装備
左側にスライドドア、右側にヒンジドアというユニークな乗降性をもつトヨタの人気プチバン「ポルテ」「スペイド」。安全装備を充実する一部改良が行われた。
これは、単眼カメラと赤外線を組み合わせた安全システムの「Toyota Safety Sence C（トヨタ・セーフティ・センスC）」が全車に標準装備となったもの。「Toyota Safety Sence C」には、「プリクラッシュセーフティシステム」、「レーンディパーチャーアラート」、「オートマチックハイビーム」という3つの機能がある。
「プリクラッシュセーフティシステム」は、衝突が予測されるとドライバーに警報を発信。ブレーキを踏むとより強力なアシストが入る。もし警報を発しても回避行動が取られない場合、自動ブレーキが作動するというもの。
※システムの作動する速度域に条件あり
「レーンディパーチャーアラート」は、道路の白線や黄色線を検知し、ウインカーを出さずに線を越えそうになるとブザーとディスプレイ表示で警報を出すシステムだ。
「オートマチックハイビーム」は、ヘッドライトのハイ・ローを自動で切り替えるシステム。ハイビームで走行すれば夜間の障害物や歩行者などを早期発見できる。その状態で対向車のヘッドライトを検知すると自動的にロービームに切り替えるため、スイッチ操作の煩わしさがない、という機能だ。