元は強靱な4WD車だったが今はSUVの定義も広がった
日本では軽自動車、コンパクトカー、ミニバンと並ぶ人気のジャンル「SUV」。雪道や林道といった滑りやすく荒れた道に強く、荷物も詰めて、近年では乗用車に近い感覚で運転でき、着座位置が高く遠くが見渡せるので運転もしやすい。「普通とは違うクルマに乗っている」という気分にもなれるSUVは世界的にも人気が高まっており、世界中の自動車メーカーが力を入れるジャンルだ。
最近では車種も増え、SUVのなかでもいろいろなジャンルができているという状況。かつての「クロカン四駆みたいなクルマ」というイメージも変わりつつあることもあり、今一度SUVというクルマの歴史や成り立ちを細かく見直してみよう。